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2011年12月12日 (月)

バイバイ、ブラックバード

「バイバイ、ブラックバード」 伊坂幸太郎 双葉社

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まだ読んでない伊坂さんの作品の中で、題名の響きが素敵だったので、読んでみました。

優しさ・笑い・残酷さ・最後ほんのり前向きな伊坂ワールドでよい話でしたが、主人公の男性が、そこまで魅力的か「?」でした。

繭美さんという強烈キャラが出てくるのですが、小学校や中学校にひとりはいた、嫌われることを恐れず我が道を行くキャラ。
そんな無茶苦茶な。。。ってこと言うんだけど、たまに、妙に的を得ていたり、人間の心の奥深くをえぐったりする人。たまにいるんですよね、そういう人。
めちゃくちゃな人だったなぁと、思う一方で、正直で美しい人だったなぁと、思い返すのもこのタイプの人。
繭美さんも、最初は嫌気が差すのですが、最後には、美しい人だなぁって思えて好きになってしまうのが不思議でした。

「バイバイ、ブラックバード」は、1926年に作られた古いジャズソングらしいです。

アヒルと鴨のコインロッカーにはまった時も、作品の中に出てくる「風に吹かれて」(ボブ・ディラン) にはまって、ずっとリピートしていたわたくし。今回はどうかな。

最後に、この本の企画がおもしろかったです。

双葉社の企画 「ゆうびん小説」
短編を一つ書き終えるたびに、50名の方たちに送って読んでもらう。
電子書籍などへの反発というよりは、ある日、小説がポストに届いていたら楽しいに違いない、という発想から生まれた企画だったそうです。

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