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2010年8月14日 (土)

トリック・アートの世界展

トリック・アートの世界展 -だまされる楽しさ-  2010年7月探訪
損保ジャパン東郷青児美術館  http://www.sompo-japan.co.jp/museum/
2010.7.10 ~ 8.29

トリック・アートというと、温泉街にさびれた「トリック・アートの館」みたいのがあって、その館には対しては「ふーん」という感じで、興味をそそられなかったのですが。。。

今回の展覧会はおもしろかったです!

ギャラリートークで学芸員さんにお話を聞いたところ、今回の展覧会は、現代美術の美術作品の中から、トリック・アートに見えるものを選出しているそうです。

だから見ごたえがあったのですね。

作品もさることながら、私が今回感動したのは展示に対する担当者の柔軟性です。

美術展の入り口のところで、担当者の方にたまたま遭遇して教えていただいたのですが、今回の展覧会はもともとキャプションの内容が難しかったそうです。

展覧会開始当初、入館者の人たちは、どこがトリックなのかわからず首をかしげている風景をよく見かけたそうです。

そこで、「トリック・アートとしての見方のポイント」というプリント(英語版もあり)を作成し、入り口に置いておき、さらに、独自のキャプションも付けてみたそうです。

そしたら、それが好評で、入館者の人たちが

「おぉ」

「なるほどー」

と、感嘆の声を上げている姿を多く見かけるようになり、嬉しかったとのことでした。

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展覧会をはじめる前には、いろいろと推敲したうえでスタートしているはずで、はじめてみたら、入館者の反響を見て、臨機応変に対応してすごいなぁと、思いました。

一度スタートしたものを臨機応変に変えていくのって、すごくパワーのいることだと思うんですよね。せっかく考えてスタートしたんだから、すぐに変更すべきではないんじゃないか、もう少し様子をみてみた方がいいんじゃないかとか。。。
でも、やっぱり、やってみるということが大切なんだ。と、改めて感じた一日でした。

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↑上田薫 「スプーンのゼリーB」 1974年 油彩・アクリル・カンヴァス 130.3×162.2
これ、絵なんです すごいですねぇ ゼリーの透明感・スプーンの金属感って人の手によって描けるんですね。感動しました★この他にも生卵の作品があって必見です。

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↑森村泰昌 「肖像<ファン・ゴッホ>」 1985年 カラー・プリント
これは絵でしょう?写真でしょう? 真実は驚きです。

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↑今回のチケットの絵
森村泰昌 「ボデゴン(鼻つき洋梨)」 1992年

森村さんがいま旬な人だからかもしれませんが。。。この洋梨はいまんいちな気がします。

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