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2010年6月 3日 (木)

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 著:岩崎夏海

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 著:岩崎夏海

Amazon もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

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こちらも電子書籍で800円で購入。

昔買ったドラッカーの本が、読まずに本棚で眠っているので、買ってみました。

話の内容としてはベタすぎるし、展開もうまくいきすぎだし、物語としてはおもしろくないのですが、ドラッカーの言葉を解りやすく伝えた点がすごく評価できると思います。

印象に残った言葉は。。。

『人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。人は弱い。問題を起こす。手続きや雑事を必要とする。人とは費用であり、脅威である。しかし人はこれらのことゆえに雇われるのではない。人が雇われるのは、強みゆえであり能力のゆえである』

『組織の目的は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。』

『成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備しておかなければならない。準備ができていなければ機会は去り、他所へ行く。』

『働きがいを与えるには仕事そのものに責任を持たせなければならない。そのためには①生産的な仕事②フィードバック情報③継続学習 が不可欠である。』

『マネジメントは生産的な仕事を通じて、働く人たちに成果をあげさせなければならない』

『顧客は誰か 個々の企画の使命を定義するうえでもっとも重要な問いである』

『マネージャーの資質 
人を管理する能力、議長役や面接の能力を学ぶことはできる。管理体制、昇進制度、報酬制度を通じて人材開発に有効な方策を講ずることもできる。だがそれだけでは十分ではない。根本的な資質が必要である。真摯さである。』

『あらゆる組織が、事なかれ主義の誘惑にさらされている。だが組織の健全さとは、高度の基準の要求である。自己目標が必要とされるのも、高度の基準が必要だからである。成果とは何かを理解しなければならない。成果とは百発百中のことではない。百発百中は曲芸である。成果とは長期のものである。すなわち、まちがいや失敗をしない者を信用してはならないということである。それは、見せかけか、無難なこと、下らないことにしか手をつけていない者である。成果とは打率である。弱みがないことを評価してはならない。そのようなことでは、意欲を失わせ、士気を損なう。人は、優れているほど多くのまちがいをおかす。優れているほど新しいことを試みる。』

『トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。チームは単純ではない。仲のよさだけではうまく機能しない。人間関係に関わりなく、トップマネジメント・チームは機能しなければならない。
①トップマネジメントのメンバーは、それぞれの担当分野において最終的な決定権を持たなければならない。
②トップマネジメントのメンバーは、自ら担当以外の分野について意思決定を行ってはならない。ただちに担当のメンバーに回さなければならない。
③トップマネジメントのメンバーは仲良くする必要はない。尊敬し合う必要もない。ただし、攻撃し合ってはならない。会議室の外で、互いのことをとやかく言ったり、批判したり、けなしたりしてはならない。ほめあうことさえしないほうがよい。
④トップマネジメントは委員会ではない。チームである。チームにはキャプテンがいる。キャプテンはボスではなくリーダーである。キャプテンの重さは多様である。』

これを読むと、ドラッカーの「マネジメント」を読んでみたくなります。
そして気になった言葉が「真摯さ」。辞書で調べてみると「真面目でひたむきなさま」英語だと「earnest」奥が深い言葉です。

[目次]
プロローグ
第一章 みなみは『マネジメント』と出会った
第二章 みなみは野球部のマネジメントに取り組んだ
第三章 みなみはマーケティングに取り組んだ
第四章 みなみは専門家の通訳になろうとした
第五章 みなみは人の強みを生かそうとした
第六章 みなみはイノベーションに取り組んだ
第七章 みなみは人事の問題に取り組んだ
第八章 みなみは真摯さとは何かを考えた
エピローグ

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