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2009年6月30日 (火)

世田谷美術館 ○設計○内井昭蔵

世田谷美術館 2006年12月探訪

http://www.setagayaartmuseum.or.jp/

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世田谷の砧公園の中にある美術館。晴れの日の休日に訪れたい場所です。

わたしは、2006年12月に

「空間に生きる -日本のパブリックアート」展

を見に行きました。高校が、やたら彫刻がある学校で、こんなのにお金かけるなら違うことにお金を使ってくれ。と、思ってましたが・・・

大学のときに受けていた授業で、パブリックアートのレポートを書くことになり、さいたま新都心駅周辺のパブリックアートについて調べました。そしたら、それがすごくおもしろくって・・・☆子供たちの作品や、月のみちかけを現した地面、大きなアルミのトカゲなど、見ていて飽きませんでした。

「あっ!こんなところにも小技が!」

って感じで、調べていて面白かったです。以下、このさいたま新都心のプロジェクトについて詳細に書かれているページをみつけたので抜粋です。

美術の基礎問題 連載第21回(最終回) 著:村田真 より以下抜粋

http://www.dnp.co.jp/artscape/series/0203/murata.html

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2000年、さいたま新都心のアート計画のひとつとして、庁舎間をつなぐ700メートルもの長大なペデストリアンデッキ(歩行者用通路)上に、共生空間Psiによる「いきいきとしたもの いきているようなもの」が設置された。作品そのものは未見だが、カタログとビデオを見る限りパブリックアートとしての成り立ちがきわめて興味深いので、ここで触れておきたい。

共生空間Psiは、「ペデストリアンデッキ・アート計画」のコンペのために編成された5人のアーティスト(大塚聡、中瀬康志、光井清陽、諸泉茂、吉川陽一郎)によるチーム。彼らは子供たちと共同で作品をつくるという市民参加型のパブリックアートを提案し、採用された。そこで98年から2年近くをかけて関東1都6県の計8ヶ所をまわり、それぞれテーマに沿って不特定多数の小学生とともに作品を制作。最初はワークショップをおこないながら相互のコミュニケーションをはかり、コラボレーションによって作品を完成させた。

 彼らの方法論のユニークな点は、まず作品がアノニマス(無名性)であること。これは田甫の「注文の多い楽農店」にも当てはまることで、市民参加型の必然的な帰結ともいえるのだが、共生空間Psiの場合、作者自身も5人のチームを組むことによっていっそうアノニマス性が強化されている。これに関して、パブリックアートの研究者の竹田直樹はカタログのなかで次のように述べている。

「パブリックアートが本来保持しなければならない美とは、『奇跡のような類い希なる才能』が生み出す美ではなく、1個人の1個性を超越したアノニマスな美であることは確かである。それは、アルタミラの壁画のような古代遺跡やかつての高水準の宗教美術がもつ美と同種または類似する美の種類だと思う」

 もうひとつユニークなのは、完成された作品よりむしろ、制作過程におけるコミュニケーションとコラボレーションを重視していること。ここでは、作品を設置された「物体」としてしか見ない従来のパブリックアート観からの脱却が意図されている。彼ら自身、この試みを「既存の『パブリックアート』というものに対する問いかけ」ととらえ、「このプロジェクトで重要なのは成果としてのこれらの作品ではなく、その制作過程にあるのではないかと考えています」と述べている。

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それ以後、おもしろパブリックアートを発見するとテンション上がります。

大学時代に部活でフィラデルフィアに遠征に行ったとき、1日だけの観光時にガイドさんが

「フィラデルフィアでは、州がある一定の金額をパブリックアートにあてることを決めている」

と、話していたのを妙に覚えてます。その時は興味があったわけではないのに、人間の記憶って不思議。

フィラデルフィアに、パブリックアート調査に行ってみたいものです!

パブリックアートのよいところは、芸術をみんなで共有できることだと思います。美術館だと行った人した出会えないものもあるので・・・

これからも面白いパブリックアートを探していきたいと思います♪

 

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コメント

Psiに参加していた吉川です。偶然に埼玉新都心のワークショップのコメントを読みました。もし、ご連絡いただければ、カタログとVTRをお送りします(無料です)。宜しくお願いします。

投稿: 吉川陽一郎 | 2009年8月 2日 (日) 14時33分

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